Zoomオンライン授業の感想 by大学院生

学び・気づき

こんにちは!

世界はいま大変な状況になっていますね。私たちが所属する大学院の授業も、4月の始め2週間は中止となりました。

しかし、3週目からは、授業によってはビデオ通話のアプリ、Zoomでおこなわれることになりました。

今回の記事ではZoomでの授業の感想をBlog的に書いてみます☺

私が本記事で言及する授業は、受講者が10人前後のものです。積極的な授業への参加、発言も求められ、みんなで議論をするような形の授業です。

第一印象

まず、Zoomでの初授業を終えた第一印象としては、「素晴らしい…」でした。これは対面の授業と変わらない、いや、もしかしたらそれ以上の効果があるかもしれない!なんて思ってしまいました。

Zoomを使ったオンライン授業の長所

実際オンラインで授業を受けてみて、いいなと感じた点は3つあります。

  1. 移動しなくていい
    これは本当にありがたいです。片道1時間くらいの通学時間も省けるし、授業が始まる直前まで参考文献を参照したり、他の課題もできてしまいます。また、授業後教室から去る必要もないので、そのまま授業の内容をノートにまとめるなんてこともできます。
  2. 自分の声(発言)が他人にほぼ確実に届く
    私はあまり声が通らなかったり、声が届くかどうか不安で緊張してしまったりするので、イヤホン付属のマイクで確実に相手に声が届くというのはありがたいです。
  3. Zoomのホスト(教授)が録画してくれて、共有してくれると、講義を何度も見返せる
    某衛星予備校みたいですね。録画をするかどうかは完全に教授の判断ですが、今までと同じ授業料で、講義を何回も見返せるなんて幸せです。

Zoomを使ったオンライン授業の短所

短所はやはり、Wi-Fi環境やPCの性能によって受講状況に支障をきたすことですよね…。

先日私の研究内容について教授に指導をいただいていたところ、Zoomを起動していたのがかなり古いPCだったので、突然落ちてしまいました…。これまで何度かZoomで講義を受けて、落ちたことはその一回きりしかないのですが、その時は私が画面共有もしていたからかもしれません…。

その講義については後に教授が録画を共有してくださったので、見返すと、PCを諦めて慌ててiPhoneで再参加する私の様子が…いや、心中本当に慌てていたのですが、顔にはあまり出ていませんでした(笑)。そしてなんと、再参加した時に、「すみません…Zoomが落ちました!」と言った私の音声がみなさまの方に通っておらず、私は突然消えて戻ってきて、謝罪の一言もなしに「質問していいですか?」などと言ってしまうとんでもない奴になっていました(笑)

あとは、必ずしも大学生や大学院生がひとり部屋を持っているとは限らないといった声もありますね。家のWi-Fi環境だって、そんなに良くない人もいるかもしれません。

私が本記事で言及している授業では、第一回では特に、教授が学生側の受講環境を配慮してくれていました。幸い、今回は受講生全員Zoomでの受講が可能だったので、全員が同じ状況で授業が進められています。しかし、第一回の授業がおこなわれるにあたり、教授の方からインターネットがつながらなかった場合や、Zoomを起動できない、会議の部屋に入れないなどの問題があった場合の連絡先が事前に渡されていました。もし、環境のどれかが揃わず万全の状態で受講できない学生がいれば、なんらかの対応をしてもらえたことでしょう。

Zoomでの授業でなぜ対面授業と同じような効果が得られるのか

冒頭で書いたように、オンラインの授業でも対面の授業と同じ、もしくはそれ以上の効果を得られるんじゃないかと私は感じました。では、初めての取り組みであるにもかかわらず、教授はどうやって授業の質を保持していたのでしょうか?

  • Zoom機能の説明
    最初に教授は、Zoomにある機能、「手を挙げる✋」「反応👍」などの機能の存在、授業内での各機能の使い方を教えてくれました。全員ができるようになるまで、たっぷり時間を取ってくれました。
  • 授業の雰囲気作り
    私が受けている授業では先に書いたように、授業への積極的な参加が求められます。みんなで議論をして盛り上がるには、自己紹介って重要ですよね。第一回の授業では最初に自己紹介が行われました。Zoomにはブレークアウトルームという機能があります。全体を何人かのグループに分割する機能です。それを使って、2回、違う人と、自己紹介をしました。その際教授が各ルームに訪れて、少しだけ会話に参加する、という感じでした。

この時点で、私の最初の緊張はかなりほぐれていました。私は学部の時から数えると同じ場所に5年も所属していて、今が6年目なので、もうほとんど同じ教授の、見渡せば顔見知りばかりの授業しか受けていなかったのですが、今回は専門とは少しだけ違う授業を取っていて、初対面の教授、初対面の学生ばかりで実はかなり緊張していました。

第一回の授業の、教授の上記ふたつの計らいのおかげで、第二回からもかなりリラックスして楽しみながら授業を受けさせてもらっています。

まとめ

最後になりますが、テクノロジーに頼った授業でも、使いようによっては対面の授業と変わらない効果を得られるというのが私の意見です。ただ、これは上記のようにホスト側、教授側がしっかり対応してくださるからこそ成り立っているのだと思います。

こんな情勢ですが、教育を受けられる幸せを感じて、テクノロジーに感謝して、開発者に感謝して、上手に利用してくれる、指導してくれる教授方に感謝して、この記事は終わりにしたいと思います☺

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご意見ご感想などあれば、いつでもお待ちしております☺

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