“the”=「やつ」かもしれない!

勉強のあれこれ

冠詞 “the”は日本語の「やつ」で置き換えられる?

英語の特徴の一つは、「冠詞」と思う人も多いのではないでしょうか!
だって、日本語にこんなん無いし。
学習者としては、本当に悩ましい!

この記事は以下に当てはまる人には、ぜひ、読んでもらいたい!

例えば、

  • 英文を書いていて、「ん?冠詞つけなあかんよな?」とまでは気づけたとしても、
    それが “a” なんか、 “the” なんかはわからん
  • 英作文の添削が返ってきても、何があかんのかわからん
  • 冠詞とかよくわからへんから、リーディングもよく読み間違える
  • リーディングの解説を読んでも、そもそも文法わからんしようわからん

でも、ほんまに英語にしかないことなんかな?
しっかりと使い分けることは難しいけど、どんな風に使われているかを知ることで少し身近な存在になる!

と期待して、少し冠詞について考えてみましょーう!

そもそも冠詞とは?

名詞の前に必要なaやtheのこと。
いつでも必ずつけるわけじゃないけれど、ほとんどの場合はつけます。
今回はつける場合の話だけをします。

冠詞には、2種類あります。

① 定冠詞(the)
② 不定冠詞(a/an)

①定冠詞(the)

特定のものについて言いたいことには、こっちです。
具体的には、すでに話していたものとかなんやかんやの考え方について言いたいときに使います。

特定のものをさす有名な例としては、 

I can see the moon. (月が見える。)

moonは衛星という語ですが、私たちからすると、衛星と言えば「月」ですよね。なので、「月」は “the moon”となります。



他には、

I have the book. (本を持っている。)

この場合の「本」は、一般的な本ではなく、何か特定の本を指していることになります。




②不定冠詞(a/ an)

①定冠詞と反対で、特定のものについては使いません。具体的には、初めて話すものにはこっちです。
不定冠詞を使う場合は、その名詞は単数のはずです。

例えば、

I have an apple.
りんごを(ひとつ)持っている。

ちなみに、りんごがいくつもあるのなら、

I have apples.
りんごを(いくつも)持っている。

“apple”を複数形にしてるから…?
そうですね、冠詞はいりません!

こうやって考えてみると、
確かに、日本語にはない感覚かも、と思えてくるかもしれません。

どうやって使い分けよう?

今回は、モノに冠詞をつけることに注目してみます。
では、ちょっとこんな会話を見てみましょう。

学生2人が教室で会話をしています。

学生①:みて、ペン買ってん。
学生②:いいやん、それってずっと欲しがってたやつやんな?
学生①:そうやで〜。

ありますよね?こういう会話。

学生①の「ペン」と学生②の「やつ」は同じペンの話をしています。でも、学生①の「ペン」は「やつ」で置き換えられないですよね。

私たちは何気ない会話の中で言葉をこのように使い分けているのです。

では、これを英語にしてみましょう。

Student①:Look! I bought a pen.
Student②:Nice! Is it the pen you always wanted?
Student①:Yes, it is.

まず、学生①の「ペン」は “a pen”です。この会話の中では初めて出てくる物です。学生②の「やつ」は “the pen”です。すでに話していたものです。



こうして考えると、
あれ?実は英語も日本語も同じように使われてるやん?と思えてきますよね!

まとめ!

・英語では、冠詞が名詞の前につく。

・いつでも絶対につくわけじゃないけど、ほとんどの場合は必要。

・不定冠詞(a/an)は初めて出てくるもの。

・定冠詞(the)は「やつ」で言える。

私たちは日本語と英語という全然見た目の違う言語を使おうとしていますが、根底にある考え方にはある程度似ているものがあるのだと思います。英語を使うときに、「やつ」で置き換えられるかどうか考えてみませんか?

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